先生が好き。
「はあ…」


俺はなんとか夏輝を抑えるのをやめれた。


「ごめん。夏輝」


「うんん。勉強…しよっか」


「ああ」



あんなことしたのに…


夏輝はどこまでも優しかった。



そんで、


4時間くらい勉強した。


「敦くん、出来るじゃない!」


「まあ…」


「ちょっと休憩する?」


「俺、もう帰るよ」


「え?」


「まだいてほしいの?」


「あっ…えっと…」


「素直に言えよ」


「うん…」


「え?マジ?」


「ごめんね。無理…だよね…」
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