＊星空に祈りを＊
あたしはレンに説明した。その後は飽きずにテレビをずっと見ていた。

そんな空気の中…


バタンッ！！！


「ちょっと！それどういう事なの！？」

あたしとレンはビクッとびっくりして声のする方を見た。

お姉ちゃんが電話で何か揉めてた…。
そのまま話しながら外に出て行った。

レンと顔を見合わせながら、

「亜紀さんどうしたんですか…??」


「うーんιわからないなぁ。けど仕事の話じゃないかな…」

レンは一言そうですか…と言った。



あたしはある事に気づき…


「…あぁっ!!そうだ！レンお風呂どうする！？」


「お風呂??」



「うん、そう疲れてるよね？さっぱりしたいかなぁって思って。」


いきなり異世界に来たんだからきっと疲れてるはず…そう思った。


入ろうかなと言ったレンをお風呂に案内して簡単にお湯の出し方、シャンプーリンス石鹸を説明した。

そしてレンがお風呂に入っている間にあたしはレンの着替えを用意した。
とりあえず昔、父が使っていた…
捨てられずにいたからずっとしまっていたパジャマを。


レンがお風呂から出てくるのをあたしはテレビを見ながら待った。
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