*星空に祈りを*
あたしは思いついた嘘を美沙と雅人に言った。

けど美沙と雅人は…

「えぇっ!!一緒に住んでるのぉ~!!!」


「まっマジかよ~!!」


あれ!?あたしったらもしかして余計な事言っちゃった!?

「あっ?!だからそれは…っ!!」

ますますあたしは質問責めに……。

(あぁっ~本当にどうすればいいの~)


困っているあたしに美沙と雅人は容赦ないツッコミ。

そんな時レンから言葉が発せられた。


「すみません。あまり早紀を問い詰めないで下さい。ただ僕は今訳があって早紀の家にお世話になっているだけなんです。」

そう笑顔でレンは2人に言った。

「あっ!!じゃ今度遊びに行くわっ!!ねっ!雅人っ!」

雅人を見る美沙。

「おっ!そうだな!」

頷く雅人。


「って事で早紀!いいよね今度遊びに行っても★」


そう言う美沙にあたしは


「えっ…まぁうん…いいけど…。」

そう答えるあたしに


「じゃ今度遊び行くっ!!」

美沙のその一言で話しは終わり。

そのあとも結局、美沙と雅人は一緒のテーブルで勉強を始めた。
< 30 / 102 >

この作品をシェア

pagetop