*星空に祈りを*
「…さきっ!……っきっ!!」

誰かがあたしを呼んでる。
でもなんか頭が重いっ…


「…早紀っ!早紀っ!!」


うっすらと目をあけてみたら……。

あたしを覗き込む美沙、雅人、レンの3人があたしを見下ろしていた…。


「…えっ……?!」

目が思いっきり冴えた。

むくりと起きたあたしに3人が言った。


「…はぁっ。やっと早紀起きたっ!!んもう何寝てるのよっ!」

プンプンしながら美沙が言った。

「えっ?…あたし眠ってたの…??」

状況が理解できずキョロキョロ見回すと…

「そうだぜ早紀よく寝てたなぁ~ちゃんと睡眠とってるか~ははっ」

笑いながら言う雅人。

「早紀。よく寝ていましたよ。」

とレンが言う。

少し考え…状況を理解したと同時にあたしは恥ずかしくなった。

「………。あっ!!ごめんっ!!」

(やだっ!!すごく恥ずかしい…///)


笑いながら3人は許してくれたけどあたしはものすごく恥ずかしかった。

「早紀!もう閉館時間だよっ!」

………へっ……?

ちらりと時計を見てみた

………!!!!

「やだっ!!もうこんな時間なのっ!?」

「そうだよ早紀!今までずっと寝てたの!?」

呆れた様子の美沙。

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