＊星空に祈りを＊

地面に突き飛ばされた早紀を見て雅人が翔太に詰め寄り…

翔太の胸ぐら掴んで


「翔太っ!!早紀に何をしたんだよっ!!」

そんな雅人の腕を振り払い…

「うるせぇよっ!!何もしてねぇよっ!!」

翔太は言った。
一瞬でこの前の翔太に戻った。


翔太の態度にレンが


「今後、早紀に近づかないで下さい。早紀に何かしたら僕は許しませんから。」

きっぱり言った。


３人が来た事によって翔太はこの場を去ろうとした。

けれどそんな翔太を許さないとレンと美沙と雅人が翔太に再び詰め寄る…


「いい加減にしてよっ翔太っ!!早紀に近づかないって言ったじゃないっ!!」

美沙が翔太に言い放つ。

３人から責められている翔太を見て早紀が思わず


「…やめてっ!!翔太を責めないで！翔太は私に何もしてないの。」


早紀は翔太が無理して自分を作っている事に気がついた。

わざと自分を悪くようにしてるって…。


早紀の言葉に美沙が


「早紀っ何言ってるのよ忘れたの!?翔太が早紀に酷い事したの…！」

「でっ、でも本当は翔太は昔のままの翔太なのっ!」

早紀の発言に３人は困惑した。