*星空に祈りを*
翔太の家に着いた早紀はチャイムを鳴らした。

(おばさん元気かな?)

そう思いながら待っていた。


けど戸が開いた瞬間…出てきた人は早紀の全然知らない人だった。


「あの…どちら様でしょうか…?」

そう言うこの人に

「…え?あのっ…翔太は…?」


早紀は戸惑った。
何故…早紀の全然知らない人がこの家にいるのだろうか…

「翔太…?えっ知りませんけど…?」

「…えっ?…あの、この家に住んでいると思うんですけど…」


するとこの家人は少し考えて…

「…あの、もしかして前にこの家に住んでいた人たちの事でしょうか…?」

「…えっ、それってどういう事ですか…?」


この家人は早紀に話してくれた…


前に住んでいた人たちの事は分からないが…

この人はここに引っ越してきた事。


もう…ここに翔太たち家族は住んでいないって事…。



(翔太…一体なにがあったの…?)


戸惑う早紀はどうしていいか分からなかった。

ただ歩きながら考えていた。
なにがあったんだろうかと。


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