＊星空に祈りを＊

「翔太…。」


早紀は１人複雑な思いを抱え翔太の住むアパートに向かった。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊


教えてもらった場所に行くと早紀は玄関の扉の前で立ち止まりチャイムを鳴らした。


ピンポーンという呼び出しの後…


静かに扉が開いた。


出てきた人物の名を早紀は呼んだ。



「翔太…」


早紀の瞳は出てきた翔太を捉えた…


「…早紀…。どーしてここに…？」


翔太はビックリした顔で静かに言った。


「…聞いたんだ…翔太の居場所…。翔太と話が…したいの…」


翔太の顔が曇り…


「ここじゃ話せねぇから他で話そう。」


そう言い翔太は服を着替え出てきた。