カラフル・バニー
色とりどりの感情
校舎から抜け出したあたし達。腹痛を原因にし渚のそばから逃げ去る。
修学旅行のメイン行事だというのに、本当にこれでいいのだろうか。
「なんなんだよぉ!渚の馬鹿野郎ーっ」
あたしは、更なる渚の意味不明な行動に、1人頭を悩ます。
「浬子が変だ」
バンガローに戻ってからというもの、あたしはずっとボーっとしていた。それを見かねたさっちゃんが、イチに相談をするのが聞こえる。
「浬子が変なのは、元からだろ?」
「違う。浬子がおとなしいんだ」
「おお、それは一大事だな。また渚絡みなんじゃねーの?」
ご名答。そのせいであたしは、ひたすら唸っているのだ。
「渚もな、もう少し素直になってくれればな…」
イチは容易くそう口にするが、実際はそんなに上手く事は運んでくれない。
修学旅行のメイン行事だというのに、本当にこれでいいのだろうか。
「なんなんだよぉ!渚の馬鹿野郎ーっ」
あたしは、更なる渚の意味不明な行動に、1人頭を悩ます。
「浬子が変だ」
バンガローに戻ってからというもの、あたしはずっとボーっとしていた。それを見かねたさっちゃんが、イチに相談をするのが聞こえる。
「浬子が変なのは、元からだろ?」
「違う。浬子がおとなしいんだ」
「おお、それは一大事だな。また渚絡みなんじゃねーの?」
ご名答。そのせいであたしは、ひたすら唸っているのだ。
「渚もな、もう少し素直になってくれればな…」
イチは容易くそう口にするが、実際はそんなに上手く事は運んでくれない。