カラフル・バニー
さっちゃんが指差したのは、昨日渚が貸してくれたトレーナーだった。
「…このトレーナーにさ、その水玉の柄の
フードついたパーカー合わしたら変かな?」
「別にいいんじゃないかい?変じゃないよ」
上手く合うか心配だったものの、自分なりのセンスで着こなした、この服が以外にも合っていて嬉しかった。
「これ渚の匂いがする」
「変質者か、お前は…ってそれ渚のなのかい?」
「あ、言ってなかったっけ?」
…なんだろう。どこかで嗅んだことのある匂いだった。
夏っぽくてクセのないこの香水…
「良かったな。後でちゃんと礼しとくんだぞ」
「うん。何か買うつもり」
「頑張れよ。ただでさえ、浬子はセンスないからな」
「ひどいなー!あたしだって、ちゃんとした物選びますよ」
「…このトレーナーにさ、その水玉の柄の
フードついたパーカー合わしたら変かな?」
「別にいいんじゃないかい?変じゃないよ」
上手く合うか心配だったものの、自分なりのセンスで着こなした、この服が以外にも合っていて嬉しかった。
「これ渚の匂いがする」
「変質者か、お前は…ってそれ渚のなのかい?」
「あ、言ってなかったっけ?」
…なんだろう。どこかで嗅んだことのある匂いだった。
夏っぽくてクセのないこの香水…
「良かったな。後でちゃんと礼しとくんだぞ」
「うん。何か買うつもり」
「頑張れよ。ただでさえ、浬子はセンスないからな」
「ひどいなー!あたしだって、ちゃんとした物選びますよ」