カラフル・バニー
くるっとカールした渚の長い睫毛が風に
揺れている。
開いた青い瞳に引き寄せられ…
ん?開いた…?
「何、見てんだよ。変態女」
いきなり渚がぐっと顔を近づけた。
「うっぎゃあ」
耳に手を当てる渚。
「色気ねー声…」
「大きなお世話だよ!この無神経!」
「あ?だったら学校にまで付いて来るお前の神経はどうなるんだよ」
付いて来たって…
どうやらあたしはものすごい勘違いを
されてるようだ。
「あのさ、付いて来てるんじゃなくてあたしは
もともとこの学校の生徒なの。もしかして
アンタずーっと今まで知らずにあたしと喋ってたわけ?」
「そう言うお前こそ西川が俺の名前言うまで
俺のこと、知らなかったんじゃねーのかよ」
「う…」
揺れている。
開いた青い瞳に引き寄せられ…
ん?開いた…?
「何、見てんだよ。変態女」
いきなり渚がぐっと顔を近づけた。
「うっぎゃあ」
耳に手を当てる渚。
「色気ねー声…」
「大きなお世話だよ!この無神経!」
「あ?だったら学校にまで付いて来るお前の神経はどうなるんだよ」
付いて来たって…
どうやらあたしはものすごい勘違いを
されてるようだ。
「あのさ、付いて来てるんじゃなくてあたしは
もともとこの学校の生徒なの。もしかして
アンタずーっと今まで知らずにあたしと喋ってたわけ?」
「そう言うお前こそ西川が俺の名前言うまで
俺のこと、知らなかったんじゃねーのかよ」
「う…」