カラフル・バニー
「どうする?協力やめて自分でアピールした方が、いいと思うよ?」
「…やっぱり、渚君のこと好きなんじゃん」
がらりと性格が変わる。それと同時に目つきも変わった。
「いいよ。自分で全部駒揃えるから。頼った私が馬鹿だった」
「今更、馬鹿だって分かっても遅いんじゃない?人を駒扱いする奴が、馬鹿以外のなんだっていうのよ」
「うるさいな。全て知ったような口利くんじゃないわよ」
そう言うと、くるっとカールした髪をなびかせるようにして、体育館を出て行った。
あたしのとった行動は正解だったようだ。直感で『あの女には近づかないほうがいい』とあたしの中で警報が出る。
「…やっぱり、渚君のこと好きなんじゃん」
がらりと性格が変わる。それと同時に目つきも変わった。
「いいよ。自分で全部駒揃えるから。頼った私が馬鹿だった」
「今更、馬鹿だって分かっても遅いんじゃない?人を駒扱いする奴が、馬鹿以外のなんだっていうのよ」
「うるさいな。全て知ったような口利くんじゃないわよ」
そう言うと、くるっとカールした髪をなびかせるようにして、体育館を出て行った。
あたしのとった行動は正解だったようだ。直感で『あの女には近づかないほうがいい』とあたしの中で警報が出る。