カラフル・バニー
第2ゾーンとなるのは、未処理の古く汚い高校だった。
「この向こうに寺があるみてーだな」
「この校舎、どうしても入らないといけないわけ?」
「ゴチャゴチャ言ってねーで、さっさと行くぞ」
こんだけ汚いと、進む足もペースダウンしてしまう。コンクリートが剥がれ落ち、ひび割れさえしている床。
「怖いよー汚いよー」
「黙れ。殺すぞ、てめー」
「女子に対して殺…うわあぁあぁ」
誰かがあたしの髪を触った。気持ち悪くて吐き気がする。
「ひっ…また!なんなのよぉお」
「何、叫んでんだよ」
「髪に…ぎゃびょー!!」
「ぎゃびょ…ってお前…」
「そんなこと言ってないで、助けてよぉ」
「この向こうに寺があるみてーだな」
「この校舎、どうしても入らないといけないわけ?」
「ゴチャゴチャ言ってねーで、さっさと行くぞ」
こんだけ汚いと、進む足もペースダウンしてしまう。コンクリートが剥がれ落ち、ひび割れさえしている床。
「怖いよー汚いよー」
「黙れ。殺すぞ、てめー」
「女子に対して殺…うわあぁあぁ」
誰かがあたしの髪を触った。気持ち悪くて吐き気がする。
「ひっ…また!なんなのよぉお」
「何、叫んでんだよ」
「髪に…ぎゃびょー!!」
「ぎゃびょ…ってお前…」
「そんなこと言ってないで、助けてよぉ」