スリーズ・キーノート




父と立場逆転した事は、彼女のおかげだと思った。彼女が僕の全てを変えたと。
益々僕は彼女に熱中し、触れ合い、体も重ねた。

幸せだった。

嫌な事から眼を反らし、ただ目の前から与えられる快楽が幸せだと、信じて疑わなくて。



明日の事なんて、考えて無かったんだ。
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