スリーズ・キーノート


「悪い。遅れた。」
「ごめん!」

俺の姿が見えて、少し小走りで近づいて来た2人。いやいや全然待ってねーから、と俺は笑った。

俺が見えたてか走ってくるとか……こいつ等、とか思った。
しかも、それまですげー楽しく話してんの。まあ2人の家は近いから……なんて、それまで片付けて来たけど。

「イチ、行かないのか?」
「あ、行く。」



変に引っかかる感情が気持ち悪かった。
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