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そのあと一時間くらいあたしとタクミの口論は続き…。



いい加減腹が立ったあたしは「この熱帯魚!!」とか訳の分からん捨て台詞を吐き家に帰った。










家に帰るともう母が挨拶周りを済ませて帰って来ていた。



テーブルに座っている母はいつになく疲れた様子でため息をついていた。



…嫌な人でもご近所にいたんだろうか。


それともやっぱり無理して笑顔を繕ってたのかな。




「ママ、ただいま。」



あたしがそう言うと、ビクッと一瞬母の肩がはねた。



「あっ…あぁ、未来、おかえり…。」



どうやらあたしが帰ってきたことも気付いてなかったみたい。



「ママ、今日ご飯…。」



「ママ疲れたから、悪いけど今日もお弁当買ってきて済ませてちょうだい。」



「…分かった。」




今日は作ってくれると思ったんだけどな…。





…仕方ないよね






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