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次の日
あたしはママとこれから通う小学校へ向かった。
まだ冬休みなので学校はらんとしていて静かだった。
冷たい風が耳をかすめる度、じんわりとした痛みが広がる。
空虚なグラウンドには、カサカサと枯れ葉が風に転がされる音だけが響いていた。
「この小学校ね、拓海くんも通ってるんだって。」
「えっ…。」
タクミってあの…熱帯魚?
「こら、そんなあからさまに嫌な顔しないの。お隣りなんだし仲良くしなさいね?」
「…はぁい。」
ママがそう言うなら…仕方ない。
それから先生達に挨拶をし、手続きを終えてから真っすぐ家に帰った。
今日も、コンビニ弁当だった。