SAKURA



"友達"と"好きな人"からどぉ思われてるかは、全然違ってくる。



"友達"なら好意でもぃぃ。



でも、"好きな人"なら…






やっぱり、好きになって欲しい。





気持ちを知りたい。



けれど、知るのが怖い。







複雑な想いを胸に抱き、考え込んでいた私は、何を話したのかよく覚えていない。


気付いたらもぉ家のすぐ側。

そこの角を曲がれば、お別れだ。



私、変なこと言ってないよね?


急に不安になる。



今まで俯いていた顔を上げ、和也クンを見上げた。




こんなに眩しく輝いているのは、その先にある太陽のせいか…


それとも、気付いてしまった想いのせいか。




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