今、気づいたの☆天使のささやき☆
なーんだ、
そういうことか。
でも、
待てよ。
社長秘書?
それって、
社長室でふたりっきり・・・
ムム、やっぱり、
愛人への
ホップ
ステップ
ジャン〜プ!!??

「ミント君、何を
悩んでいるんだ?
やりたくないのか?」

「いえ、あまりに突然の
ありがたいお話で、私に
は荷が重いかなあと・・」

「大丈夫だよ。思うほど
大した仕事でもないよ」

そうか、やっぱり
秘書とは名ばかりで・・

「じゃあ、いいね、
やってくれるね」

「え、その、あの」

社長は椅子から立ち上が
ると、ミントの肩をポン
と叩き、部屋を出て行っ
てしまう。

肩を叩かれたミントは
やけにビクッとして
硬直したまま、社長の
後を慌てて追いかける。

「みんなー、今日から
ミント君に秘書をやって
もらうことにしたから
そのつもりでよろしく」

「へー」
「はい、わかりました」
「ミントちゃん頑張って」

もう、ダメだ。
断れない。
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