今、気づいたの☆天使のささやき☆
王様と王女様のよう
な親は絶対だった。
絶対に逆らえない。
親の言うことに従う
ことが当たり前だった。
もし、逆らうような
ことがあれば大きな罰
が待っている。
親が「それは駄目だ」
と言えば駄目。「それ
はつまらない」と言え
ばつまらない。「それ
は間違っている」と言
えば間違ってる。
たとえ、ミントは、
それはおもしろいし、
正しいし、興味があっ
ても、親にとって駄目
なものは絶対NOなのだ。
例えば、父親がパス
タはイタリア人が食べ
るものだと言えば、二
度と食卓に出てこない
し、日本人は黒髪でな
くてはいけないし、1
センチでも長すぎると
その場で切られる。
テレビを見られる時
間も番組も決まってい
て、それ以外は事前に
相談しないといけない。
でも、見ていた番組を
母がチェックして、た
またま母が嫌いな人物
が出ていると、これは
教育上よくないという
理由で、二度と見られ
なくなる。
とにかく、見るもの
聞くもの、食べるもの、
服の趣味から色まで、
生活のありとあらゆる
ものが管理されている。
だから、ミントは自
分の意見を言えない。
言ったところで聞いて
なんてもらえないし、
何かと理由をつけられ
て強く否定されること
がほとんどだから、怖
いし、無駄だしと、次
第に何も言えなくなっ
ていた。
そんな環境で、ミン
トの胸の中に、少しず
つ、少しずつ溜まって
いった澱のようなもの
が、とうとう胸いっぱ
いになりつつあった。
な親は絶対だった。
絶対に逆らえない。
親の言うことに従う
ことが当たり前だった。
もし、逆らうような
ことがあれば大きな罰
が待っている。
親が「それは駄目だ」
と言えば駄目。「それ
はつまらない」と言え
ばつまらない。「それ
は間違っている」と言
えば間違ってる。
たとえ、ミントは、
それはおもしろいし、
正しいし、興味があっ
ても、親にとって駄目
なものは絶対NOなのだ。
例えば、父親がパス
タはイタリア人が食べ
るものだと言えば、二
度と食卓に出てこない
し、日本人は黒髪でな
くてはいけないし、1
センチでも長すぎると
その場で切られる。
テレビを見られる時
間も番組も決まってい
て、それ以外は事前に
相談しないといけない。
でも、見ていた番組を
母がチェックして、た
またま母が嫌いな人物
が出ていると、これは
教育上よくないという
理由で、二度と見られ
なくなる。
とにかく、見るもの
聞くもの、食べるもの、
服の趣味から色まで、
生活のありとあらゆる
ものが管理されている。
だから、ミントは自
分の意見を言えない。
言ったところで聞いて
なんてもらえないし、
何かと理由をつけられ
て強く否定されること
がほとんどだから、怖
いし、無駄だしと、次
第に何も言えなくなっ
ていた。
そんな環境で、ミン
トの胸の中に、少しず
つ、少しずつ溜まって
いった澱のようなもの
が、とうとう胸いっぱ
いになりつつあった。