君に届け
カズクン何も言わないけど,この人がカズクンの彼女なんだろぅな…
笑顔の似合うカワイイ人…



カズクンが私を紹介する時に私の頭の上に置いた手が離れる…



「アユミチャンはカズと幼稚園から一緒なんだよね?今度コッソリ教えてね~。カズの弱味とか~」



「オイ!何きいてんだょ!何にも教えちゃダメだからな,アユ!」



「はぃ!アイさん。今度コッソリ教えます。」



「アイチャンでぃぃょ~。ヤッタ―,約束ね~アユミチャン。」



「ったく~,アユミ,言ったらお前の恥ずかしい話もいいふらしてやる~。」



「あ~っ,カズクンの意地悪~!!!」




怒る私から逃げてアイチャンの隣を歩くカズクン達2人はホントにお似合いのカップルだった…



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