中絶~僕は君を殺したい~
1‐4ベッドの上から



そんな話をするとあきはうれしそうに笑う。

あきは会ってみたいな、と言ったがおれはことわった。


ベッドの上。


タバコの火を消した。

こんなけいけんはあまりないだろうな、と中で出しまくった。


子供が出来る心配がないってある意味ひらきなおってる。


でもなぜか…むなしくて…


きもちいいとは思わなかった。


出せば出すほどあきが好きってささやくほどにおれは冷めていく。

タバコの火をもう一度つけようとして手を止めた。


かはんしんが三回戦をもとめていたからだ。

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