中絶~僕は君を殺したい~
加速
重力は落下するきょりに比例していく。
現実は時間に比例する。
午前二時を過ぎてもドンキホーテで買った机にあるくしゃくしゃな紙を見つめているだけだった。
ため息。
コーヒーは六杯目。
けいたい電話をパキパキと開いたり閉じたりをくりかえす。
時間だけが流れる。
変わったことと言えば中絶、という文字を見れるようになったこと。
それと
…たくさんある。
ぼくはまだ何も出来ずにいた。
現実は時間に比例する。
午前二時を過ぎてもドンキホーテで買った机にあるくしゃくしゃな紙を見つめているだけだった。
ため息。
コーヒーは六杯目。
けいたい電話をパキパキと開いたり閉じたりをくりかえす。
時間だけが流れる。
変わったことと言えば中絶、という文字を見れるようになったこと。
それと
…たくさんある。
ぼくはまだ何も出来ずにいた。