新・私と君とのオベシャニエ
「ようこそ!!城口雷君!!」
教室の中は生徒が、縦に並んでいて、その生徒達が僕に向かって一斉にそう言った。
何人かが、クラッカーを鳴らした。
またポン! という音がした。
「ようこそ。城口雷君、ここの皆は君を迎え入れてくれるから安心してね」
一人、背が高く髪の長い美人な女子が列から抜け僕に近付いて来る。
「えっと、あなたは?」
「私は、小梅百花(コウメ モモカ)この学校の生徒会長です」
そう言って僕の目の前に立ち胸を張った。
目がくりっとしているのが特徴的だ。
「ちなみに、君を連れて来てくれた琉丘君は、このクラスの委員長をしているわ」
「委員長と言っても、雑用係に近いけどね」
僕の横にいた沙戯那君が僕の耳元で呟いた。
「琉丘!今何か言った!?」
「別に何も言っていませんよ。耳おかしくなりましたか?」
「なんですってぇ!!琉丘、あんたちょっと転校生に良いところ見せたいからってぇ!」
そう言って僕の横にいる琉丘を指差した。
「それは、生徒会長のあなたじゃないんですか? それと人に指を差すなんて良い行動ではありませんよ」
「く、アハハハ」
僕は二人のやりとりを見て思わず笑ってしまった。
そんな僕を見て生徒会長の小梅さんと沙戯那君は顔を見合わせ笑い出し、いつしかクラス全体が笑いで包まれていた。
そんな明るい雰囲気になっている時だった、
「キャァァァァァ!!!!!」
という甲高い叫び声がしたのは。
教室の中は生徒が、縦に並んでいて、その生徒達が僕に向かって一斉にそう言った。
何人かが、クラッカーを鳴らした。
またポン! という音がした。
「ようこそ。城口雷君、ここの皆は君を迎え入れてくれるから安心してね」
一人、背が高く髪の長い美人な女子が列から抜け僕に近付いて来る。
「えっと、あなたは?」
「私は、小梅百花(コウメ モモカ)この学校の生徒会長です」
そう言って僕の目の前に立ち胸を張った。
目がくりっとしているのが特徴的だ。
「ちなみに、君を連れて来てくれた琉丘君は、このクラスの委員長をしているわ」
「委員長と言っても、雑用係に近いけどね」
僕の横にいた沙戯那君が僕の耳元で呟いた。
「琉丘!今何か言った!?」
「別に何も言っていませんよ。耳おかしくなりましたか?」
「なんですってぇ!!琉丘、あんたちょっと転校生に良いところ見せたいからってぇ!」
そう言って僕の横にいる琉丘を指差した。
「それは、生徒会長のあなたじゃないんですか? それと人に指を差すなんて良い行動ではありませんよ」
「く、アハハハ」
僕は二人のやりとりを見て思わず笑ってしまった。
そんな僕を見て生徒会長の小梅さんと沙戯那君は顔を見合わせ笑い出し、いつしかクラス全体が笑いで包まれていた。
そんな明るい雰囲気になっている時だった、
「キャァァァァァ!!!!!」
という甲高い叫び声がしたのは。