ウッピウピ2


「卒業の時ぐらい、静かに黙れんのか!!!!」


俺は怒鳴った
少しぐらいは俺にしみじみする時間をくれよ・・・・・。


そうすると気の強い木村が言った


「先生!!なんで服着てないんですか!!!。」


俺はルーズソックスに、ネクタイをしている簡単な服装だった


「これでいいじゃないか。」


「これじゃあ、みんな、恥ずかしくて、卒業できません。」


木村が泣き出した



「いいか、おまえたち。人という漢字はな、人と人とが支えあってるんだぞ。お前ら、先生に、もたれかかって良いんだぞ。相川っ。先生にもたれるか?」


相川は泣きだした
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