感方恋薬-かんぽうこいやく-
「ふむ…まぁそれは正論じゃが、自分の無駄遣いを見直して見るのも一つの手、ではないかのう」
「なによ、そんな政治家につける様な文句を言わないで。あたしは質素に暮らしてるつもりだ!」
「質素…のう…」
「何よ、何か文句有りそうな態度じゃない?」
「ん?いや、別に何も無いぞ」
「だったら、好いじゃない」
「しかしのう、身内から無理やり巻き上げるのはどうも趣味に合わんな」
爺は両腕を組んでちょっと不機嫌そうにあたしに答えた。
「なによ、そんな政治家につける様な文句を言わないで。あたしは質素に暮らしてるつもりだ!」
「質素…のう…」
「何よ、何か文句有りそうな態度じゃない?」
「ん?いや、別に何も無いぞ」
「だったら、好いじゃない」
「しかしのう、身内から無理やり巻き上げるのはどうも趣味に合わんな」
爺は両腕を組んでちょっと不機嫌そうにあたしに答えた。