感方恋薬-かんぽうこいやく-
幸は、あたしの少し心配げな顔を見て気にしないで欲しいと言わんばかりに、にっこりと微笑んで見せた。
あたしは、それを見て、益々不安に成った。
★
次の日になっても幸の様子に変わりは無かった。流石にこれはおかしいとあたしは感じて、再び幸に話しかけて見た。
「ねぇ、ほんとに大丈夫なの?昨日からホントにぼ~っとしてて、何処か具合悪いんじゃない?」
「え~そうですか?でも確かにちょっと部活が忙しくて疲れてるかも知れませんね」
「部活?部活って、まさか…」
「はい、貴子さんに教えて貰った薬の研究ですが」
「はぁ、成程ね」
あたしは、それを見て、益々不安に成った。
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次の日になっても幸の様子に変わりは無かった。流石にこれはおかしいとあたしは感じて、再び幸に話しかけて見た。
「ねぇ、ほんとに大丈夫なの?昨日からホントにぼ~っとしてて、何処か具合悪いんじゃない?」
「え~そうですか?でも確かにちょっと部活が忙しくて疲れてるかも知れませんね」
「部活?部活って、まさか…」
「はい、貴子さんに教えて貰った薬の研究ですが」
「はぁ、成程ね」