感方恋薬-かんぽうこいやく-
「き、紀美代さん申し訳有りませんが私、部活が有りますので…」
「じゃあ終わるまで待ってますので気にしないで部活、済ませて来て下さい」
「あの、結構遅くなるかも知れませんので」
「構いません、幸雄さんと一緒に帰れるのなら」
紀美代のうるうるお目目に幸、たじろぐ。
「そ、そうですか?じゃぁ今日は出来るだけ早めに帰れる様にしますので」
そう言うと幸は、壁にひっつきながら紀美代から離れて教室を後にした。
「じゃあ終わるまで待ってますので気にしないで部活、済ませて来て下さい」
「あの、結構遅くなるかも知れませんので」
「構いません、幸雄さんと一緒に帰れるのなら」
紀美代のうるうるお目目に幸、たじろぐ。
「そ、そうですか?じゃぁ今日は出来るだけ早めに帰れる様にしますので」
そう言うと幸は、壁にひっつきながら紀美代から離れて教室を後にした。