感方恋薬-かんぽうこいやく-
第9節
あたしが持って居たシナモンスティックが爺の額に炸裂した。
「あちゃちゃちゃ、何をするんじゃ貴子」
「おまえが変な話を振って来るからじゃ」
あたしは、床に落ちたシナモンスティック
を拾うと、再び鍋の中身を掻きまわし始めた。
「全く、なんでこう乱暴にそだったんじゃか…」
あたしは爺にガンを飛ばす。
「い、いや、別に、こっちの事じゃ。気にせんで作業を進めるが良い、ほれ、ほれ」
「あちゃちゃちゃ、何をするんじゃ貴子」
「おまえが変な話を振って来るからじゃ」
あたしは、床に落ちたシナモンスティック
を拾うと、再び鍋の中身を掻きまわし始めた。
「全く、なんでこう乱暴にそだったんじゃか…」
あたしは爺にガンを飛ばす。
「い、いや、別に、こっちの事じゃ。気にせんで作業を進めるが良い、ほれ、ほれ」