極上男子と暮らしてます★
「っ・・・・・」

あたしは泣いた・・。

「えっ?」

悠斗はビックリして、あたしの顔をのぞいた。

もう気持ちを隠すことは出来ないよ・・・・。

「わり-・・俺が冷たい態度とったから?」

悠斗は、優しくあたしの頭を撫でた。

あたしは、首をよこにふった。

「あのねっ・・・・・あたし・・・悠斗が・・・
他の女の子と仲良くするの、嫌だよぉ・・・・」

「え?」

あたしは、とぎれ、とぎれに思いをつたえる。


「悠斗がぁ・・香奈と座らせてくれなかったときは・・・
自分の気持ちに気ずいてなかったのぉぉ・・・
悠斗が女の子の家に泊まるのも・・・
悠斗が他の子に笑うのも・・・・。
ナデナデするのも・・・。
全部、あたしだけがいいのぉぉぉ・・・。
悠斗が1日でも家にいないだけで・・・
めっちゃ寂しいよぉぉ・・・。

あたし・・・・悠斗のこと・・・

めっちゃ好きだよぉぉぉぉ・・・」


あたしは、次々、口から想いを吐いた。

フラれるのは分かってる。
彼女いるんだもん・・・。

でも想いが伝わればいい・・・。

あたしは悠斗の顔を見るのが恐くて、

下をむいた。

すると・・・

ぎゅぅ・・・・・


あたしは、悠斗に抱きしめられた。

「悠斗っ・・・?」

「お前、まじ可愛すぎっ!!////」

悠斗は顔を真っ赤にして、あたしを見た。

どーいう意味?

「俺、莉菜が、兄貴と仲良くしてるのに、
超嫉妬してた。香奈ちゃんにも嫉妬してて
まじかっこわり-・・・。俺だけの莉菜でいてほしかったんだ・・」

一番嬉しい言葉・・・。

俺だけの莉菜・・・・。

あたし、悠斗と付き合えるの?

「悠斗ぉぉぉお」

あたしは、悠斗に強くだきついた。

悠斗は、あたしの頭をナデナデしてくれた。

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