空ニ響く歌
第1章◆私とあたし
中学1年の頃―
友達との関係に疲れきっていた.
うざかった.
いつでもどこでも
ニコニコしている友達が.
怖かった..
私だけが1人みたいで..
「あゆ.ご飯行こ♪」
真里はいつでも声をかけてくれる.
真里だけは本当に
心から大切だ.と思える
友達だった.
「うん.行こ♪」
特に話すことがなくても真里となら楽しく感じる.
というより.
穏やかな気持ちでいられた.
「あたしね..
引越すんだ.」
「えッ!?」
「おばあちゃんやばいんだょね..」
言葉が出なくて.
その時は涙も出なくて..
ただ
考えてた.
私この先.
1人だな.ッて..
その2週間後―
真里は長崎に引っ越した.
友達との関係に疲れきっていた.
うざかった.
いつでもどこでも
ニコニコしている友達が.
怖かった..
私だけが1人みたいで..
「あゆ.ご飯行こ♪」
真里はいつでも声をかけてくれる.
真里だけは本当に
心から大切だ.と思える
友達だった.
「うん.行こ♪」
特に話すことがなくても真里となら楽しく感じる.
というより.
穏やかな気持ちでいられた.
「あたしね..
引越すんだ.」
「えッ!?」
「おばあちゃんやばいんだょね..」
言葉が出なくて.
その時は涙も出なくて..
ただ
考えてた.
私この先.
1人だな.ッて..
その2週間後―
真里は長崎に引っ越した.