芸能人×一般人【恋愛物語】
さっき会ったばっかりなのにドキドキが止まらない。


もうすぐ帰ってくるんだと思うと急に落ち着かなくなっちゃったよ。


前は、善輝の仕事が忙しくても会えてた。


それが別れて急に会えなくなったら、会える時間ってものすごく大事なものだって感じる。


そんな事を考えてるとインターフォンが鳴った。


「はい…。」


「ただいま。」


善輝の声。
あたしは急いで玄関に向かった。


鍵を開けて玄関の扉を開くと善輝が抱きついてきた。


「ただいま彩乃。」


「おかえりなさい。」


靴も脱がずに抱き締める善輝に


「部屋に行かないの?」


そう聞いた。



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