芸能人×一般人【恋愛物語】
別れる前より数段甘えてくる善輝。


「善輝ってこんなに甘えん坊だったっけ?」


「好きな女の前ではいいだろぉ〜。
まっ、攻める時は違うけどな…。」


善輝のその言葉を聞いた次の瞬間にはソファーに押し倒されたあたし。


今まで甘えてた善輝とは別人のような男の顔に


ドキッ…と胸が鳴った。


「ケ、ケーキが買ってあるんだけど…食べない?」


「ケーキより彩乃を食べたい。」


そう言った善輝の目は真剣で…


「うん…。」


そう答えちゃった。


【甘えん坊善輝】から【狼善輝】を止める事なんて不可能。



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