芸能人×一般人【恋愛物語】
「何があっても、もう善輝から離れたりしないよ。だから心配しないでね。」


あたしがそう言うと善輝は笑顔になった。


「おう、もう離ればなれはこめんだからな。」


「もう離れないよ。」


そう言って、あたし達は『ずっと一緒』の約束のキスをした。


あの日、別れを選択したあたしは正しかったのか分からない。


善輝の仕事を守るためには正しかったかもしれない。

だけど、お互いに傷付いた。
お互いが好きな気持ちがあるのに別れるのは間違ってるよね。


だからもう別れは選ばないから。
不安にならないでね、善輝。



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