芸能人×一般人【恋愛物語】
あたしの家の前にもたくさんの報道陣。


一瞬、どうしようか迷ったけど家に帰らない訳にはいかないのであたしは止めた足を動かした。


あたしに気がついた報道陣にまたしても囲まれるあたし。


どうにか振り切って家の中に入った。


「た、ただいま…。」


やっとの思いで家に入ったあたしは玄関に座り込んだ。


つ、疲れた…。


善輝が交際宣言しただけでこの騒ぎ。
覚悟はしてたけど、あたしの想像より遥かに大変な事になってるよ…(汗)


「おかえり。」


リビングからお母さんが出てきた。


「お母さん…なんか家の前、すごい事になっててごめんね。」



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