芸能人×一般人【恋愛物語】
久しぶりに会った善輝は少し痩せたようにみえる。


「善輝、痩せた?仕事つめすぎなんじゃない?大丈夫?」


「大丈夫だよ。俺、この仕事好きだし♪」


心配するあたしをよそに、善輝は笑顔で答えた。


「善輝…ますますかっこ良くなったね!」


心から善輝を応援したいと思った。


するとソファーに座ってた善輝が静かな声で


「なぁ彩乃。
俺が何で今日、彩乃をウチに呼んだか分かる?」


そう話を切り出した。


「え?何でって…時間が空いたからでしょ?」


「時間を空けたんだよ。
この日だけは彩乃の側に居たかったんだ。」


いまいち、善輝の言っている事を理解できないあたし。



< 88 / 209 >

この作品をシェア

pagetop