愛の涙

▼第一章



「ねぇ、あゆかっ!」

「なにっ!?」

「ちょっと待ってよ!」

「むーりー!試合始まっちゃうよぉ」

…只今、

親友の高橋華恋[たかはしかれん]と一緒にマッハで
走っております(笑)


「もう、何であゆかは毎回寝坊するかなぁ…。」


「へっ?何か言った!?」


「なんでもないっ!あっほら、あゆか!前向いて走らないと転んじゃ…」


‐…バタッ…‐



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