砂漠の王と拾われ花嫁
「姫君・・・」
聞き慣れない青年の声に莉世はハッとして振り返った。
「・・・タージル様」
タヒールの7番目の息子のタージルが厩舎の入り口に立っていた。
「昨日は父が失礼いたしました」
父親よりも第3夫人の美貌を受け継いだタージルが頭を下げた。
「昨日は不甲斐なく後悔していた所です 見ているだけで申し訳ございませんでした」
「タージル様・・・」
突然現れた青年に莉世はなんと答えてよいのかわからない。
聞き慣れない青年の声に莉世はハッとして振り返った。
「・・・タージル様」
タヒールの7番目の息子のタージルが厩舎の入り口に立っていた。
「昨日は父が失礼いたしました」
父親よりも第3夫人の美貌を受け継いだタージルが頭を下げた。
「昨日は不甲斐なく後悔していた所です 見ているだけで申し訳ございませんでした」
「タージル様・・・」
突然現れた青年に莉世はなんと答えてよいのかわからない。