砂漠の王と拾われ花嫁
カリムもこの展開に黙って2人を見比べている。
そこへ蹄(ひづめ)の音が3人の耳に聞こえた。
「姫君、私は姫君の味方です ではまた近いうちに」
そう言うとタージルは去って行った。
莉世はポカンと去っていた方を見ていると楽しそうなラシッドの声が聞こえてきた。
アクバールとなにやら楽しそうだ。
そんなラシッドは珍しい。
アクバールとは生まれた頃からの付き合いなのだ。
唯一、気の許せる者なのかもしれない。
「リセ!」
厩舎の入り口に立っていた莉世を認めるとラシッドが呼んだ。
そこへ蹄(ひづめ)の音が3人の耳に聞こえた。
「姫君、私は姫君の味方です ではまた近いうちに」
そう言うとタージルは去って行った。
莉世はポカンと去っていた方を見ていると楽しそうなラシッドの声が聞こえてきた。
アクバールとなにやら楽しそうだ。
そんなラシッドは珍しい。
アクバールとは生まれた頃からの付き合いなのだ。
唯一、気の許せる者なのかもしれない。
「リセ!」
厩舎の入り口に立っていた莉世を認めるとラシッドが呼んだ。