砂漠の王と拾われ花嫁
莉世は一晩中眠れなかった。
身体は疲れ果て侍医の処方した薬で眠れるはずなのに眠れなかった。
朝マハルが起こしにきた時には莉世はクッションを背もたれに身体を起こしていた。
目の下にはうっすらとクマが出来ている。
「姫様・・・」
マハルが心配げにベッドに近づいてきた。
「おはよう マハル」
「また眠れなかったのですね?」
「平気よ どうせこの部屋から出られないんだし・・・昼間眠るから」
心配そうなマハルに柔らかく微笑む。
「それではすぐにお食事をお持ちしましょう」
マハルは出て行った。
身体は疲れ果て侍医の処方した薬で眠れるはずなのに眠れなかった。
朝マハルが起こしにきた時には莉世はクッションを背もたれに身体を起こしていた。
目の下にはうっすらとクマが出来ている。
「姫様・・・」
マハルが心配げにベッドに近づいてきた。
「おはよう マハル」
「また眠れなかったのですね?」
「平気よ どうせこの部屋から出られないんだし・・・昼間眠るから」
心配そうなマハルに柔らかく微笑む。
「それではすぐにお食事をお持ちしましょう」
マハルは出て行った。