砂漠の王と拾われ花嫁
夕方、剣の師ライラが莉世の部屋を訪れた。
「ライラ先生」
マハルに通されてベッドに近づくライラに莉世は嬉しそうな顔で迎えた。
「姫様、昨日はご無理なさったとお聞きしました」
「急にタヒール大臣に言われてしまったの・・・断るわけにもいかなくて・・・」
莉世はライラを姉のように慕っている。
稽古の時は厳しいが、それ以外は優しく莉世に接してくれる。
「イムラン様とご一緒に舞われたとか?」
「はい 彼はすごい踊り手ですね?」
繊細でいて迫力のある舞だった。
「はい 普段はタヒール大臣の護衛のお一人ですが、ラシッド様にも引けを取らない踊り手でございます」
「ライラ先生」
マハルに通されてベッドに近づくライラに莉世は嬉しそうな顔で迎えた。
「姫様、昨日はご無理なさったとお聞きしました」
「急にタヒール大臣に言われてしまったの・・・断るわけにもいかなくて・・・」
莉世はライラを姉のように慕っている。
稽古の時は厳しいが、それ以外は優しく莉世に接してくれる。
「イムラン様とご一緒に舞われたとか?」
「はい 彼はすごい踊り手ですね?」
繊細でいて迫力のある舞だった。
「はい 普段はタヒール大臣の護衛のお一人ですが、ラシッド様にも引けを取らない踊り手でございます」