砂漠の王と拾われ花嫁
ベランダに現れた人の気配にイムランが楽器を弾く手を止めて上を見上げた。
そして莉世の姿を目にすると立ち上がりおおげさにお辞儀をする。
「姫様、ご機嫌麗しゅう」
「あなたは・・・・」
ラシッドの住居の中庭に入っている事に驚く。
「どうしてそこにいるのですか?」
少しきつい口調で聞く。
「お怪我をなさった姫君を慰めようと弾いておりました そのお怪我がわたくしのせいではないと良いのですが」
「貴方のせいではありません ・・・大丈夫ですからもうお帰りなさい」
莉世はそう言うと部屋の中へ戻った。
そして莉世の姿を目にすると立ち上がりおおげさにお辞儀をする。
「姫様、ご機嫌麗しゅう」
「あなたは・・・・」
ラシッドの住居の中庭に入っている事に驚く。
「どうしてそこにいるのですか?」
少しきつい口調で聞く。
「お怪我をなさった姫君を慰めようと弾いておりました そのお怪我がわたくしのせいではないと良いのですが」
「貴方のせいではありません ・・・大丈夫ですからもうお帰りなさい」
莉世はそう言うと部屋の中へ戻った。