砂漠の王と拾われ花嫁
甘い桃
「すまない 中断させたな さあ、果物をむこう 桃がいいか?」
莉世は桃が大好物なのだ。
甘くてみずみずしい桃はこの国でよく取れる果物。
「あ、はい」
ラシッドが果物ナイフを手にしてごく簡単にむいていく。
その手の動きを莉世はぼんやり見ていた。
「リセ?」
目の前に剥かれたみずみずしい桃が差し出された。
莉世はそれを直接口に含んだ。
その姿がなんとも可愛らしい。
「おいしい・・・」
ニコッとラシッドに笑う。
莉世は桃が大好物なのだ。
甘くてみずみずしい桃はこの国でよく取れる果物。
「あ、はい」
ラシッドが果物ナイフを手にしてごく簡単にむいていく。
その手の動きを莉世はぼんやり見ていた。
「リセ?」
目の前に剥かれたみずみずしい桃が差し出された。
莉世はそれを直接口に含んだ。
その姿がなんとも可愛らしい。
「おいしい・・・」
ニコッとラシッドに笑う。