砂漠の王と拾われ花嫁
「違います 貴方に会いに来たわけではありません」
「そうですか・・・それは残念です お座りになって聴いて下されば嬉しいのですが」
楽器を掲げて莉世を誘う。
イムランの奏でる曲は嫌いではない。
むしろ素晴らしいと思っている。
「姫様?」
「・・・わかりました 一曲聴かせて下さいな」
そう言うと少し離れた噴水の縁に腰をかけた。
「そうですか・・・それは残念です お座りになって聴いて下されば嬉しいのですが」
楽器を掲げて莉世を誘う。
イムランの奏でる曲は嫌いではない。
むしろ素晴らしいと思っている。
「姫様?」
「・・・わかりました 一曲聴かせて下さいな」
そう言うと少し離れた噴水の縁に腰をかけた。