砂漠の王と拾われ花嫁
「姫様」
「なにかしら?マハル」
ぼんやりしているようだったがマハルが声をかけるとすぐに返事が帰ってきた。
「姫様、お話があるのですが・・・」
歯切れの悪いマハルに莉世は小首をかしげる。
「な、なにかしら?」
また小言を言われるのだろうか?
「姫様に好意を寄せている青年がおります」
「はぁ?」
莉世は目を真ん丸くさせた。
「好意って・・・・あ、あの」
先ほどのイムランの話を聞かれてしまったのだろうか?
ううん それなら「姫様に好意を寄せている方がおられたのですね」と言うはず。
「なにかしら?マハル」
ぼんやりしているようだったがマハルが声をかけるとすぐに返事が帰ってきた。
「姫様、お話があるのですが・・・」
歯切れの悪いマハルに莉世は小首をかしげる。
「な、なにかしら?」
また小言を言われるのだろうか?
「姫様に好意を寄せている青年がおります」
「はぁ?」
莉世は目を真ん丸くさせた。
「好意って・・・・あ、あの」
先ほどのイムランの話を聞かれてしまったのだろうか?
ううん それなら「姫様に好意を寄せている方がおられたのですね」と言うはず。