砂漠の王と拾われ花嫁
「さあ、冷めてしまうぞ 食べよう」
莉世の手にスプーンを持たせて食べるように促した。
2人の目の前で口付けはやりすぎたか・・・?
ラシッドは食が進まない莉世を見て思った。
リセが愛おしくて無意識に口付けをしていた。
「気にする事はない 私たちは本当の兄妹ではないんだ」
まるでいけない事をして見つかった時の子供のようにシュンとしている。
「でも・・・マハルやアーメッドは・・・」
私たちの事を良く思っていない。
私は異世界の人間だし、お兄様はこの国の王。
妹のように大事にされ皆からかしずかれても、后としては受け入れられないようだ。
莉世の手にスプーンを持たせて食べるように促した。
2人の目の前で口付けはやりすぎたか・・・?
ラシッドは食が進まない莉世を見て思った。
リセが愛おしくて無意識に口付けをしていた。
「気にする事はない 私たちは本当の兄妹ではないんだ」
まるでいけない事をして見つかった時の子供のようにシュンとしている。
「でも・・・マハルやアーメッドは・・・」
私たちの事を良く思っていない。
私は異世界の人間だし、お兄様はこの国の王。
妹のように大事にされ皆からかしずかれても、后としては受け入れられないようだ。