砂漠の王と拾われ花嫁
目の覚めた娘とラシッドが対面したのは翌日の朝だった。
アーメッドに知らせを受けラシッドが娘の部屋の前に行く。
扉を開ける前から娘の金切り声が聞こえてきた。
「何を騒いでいる!?」
扉を開けると娘は寝台の下で座り込み召使が近寄ろうとすると娘は気が狂ったように手足をバタバタさせて近寄らせまいとする。
「ラシッド様、」
ラシッドの姿を見ると片膝をついて頭を下げる。
「娘、名をなんと言う?」
突然入ってきたラシッドを見て莉世は驚いた顔になった。
ラシッドが莉世に近づく。
「い、いやっ!来ないでっ!」
気が狂ったように頭を振る。
アーメッドに知らせを受けラシッドが娘の部屋の前に行く。
扉を開ける前から娘の金切り声が聞こえてきた。
「何を騒いでいる!?」
扉を開けると娘は寝台の下で座り込み召使が近寄ろうとすると娘は気が狂ったように手足をバタバタさせて近寄らせまいとする。
「ラシッド様、」
ラシッドの姿を見ると片膝をついて頭を下げる。
「娘、名をなんと言う?」
突然入ってきたラシッドを見て莉世は驚いた顔になった。
ラシッドが莉世に近づく。
「い、いやっ!来ないでっ!」
気が狂ったように頭を振る。