砂漠の王と拾われ花嫁
「が、リセはお前の兄にはやらない」
ファティマの笑みが凍りついた。
「えっ?」
「お前もわたしの妻にはならない」
ラシッドの言葉にファティマは愕然となり手にしていた杯が滑り落ちる。
透明の酒がドレスにかかるがそんな事を気にして入られない。
ラシッドの言葉が衝撃的でもう一度聞き返す。
「何を?」
「私の妻になるのはリセだ」
ラシッドが表情も変えずに告げるとファティマは乱暴に立ち上がる。
「そんなわけないわ!どうしてあの娘を妻にしたいのかわからない!」
莉世をあの娘呼ばわりされてラシッドが眉根を寄せた。
「お前は高貴な身分だが心が汚れている アーメッド!」
控えていたアーメッドを呼ぶ。
ファティマの笑みが凍りついた。
「えっ?」
「お前もわたしの妻にはならない」
ラシッドの言葉にファティマは愕然となり手にしていた杯が滑り落ちる。
透明の酒がドレスにかかるがそんな事を気にして入られない。
ラシッドの言葉が衝撃的でもう一度聞き返す。
「何を?」
「私の妻になるのはリセだ」
ラシッドが表情も変えずに告げるとファティマは乱暴に立ち上がる。
「そんなわけないわ!どうしてあの娘を妻にしたいのかわからない!」
莉世をあの娘呼ばわりされてラシッドが眉根を寄せた。
「お前は高貴な身分だが心が汚れている アーメッド!」
控えていたアーメッドを呼ぶ。