砂漠の王と拾われ花嫁
「何もないわよ?シラユキとお話をしていただけ もう帰るね」
誰かに心の叫びを聞いて欲しかったがカリムには言えない。
莉世の左手の原因はこの場所だったから。
左手が動かない事を言えばカリムは自分を責めるだろう。
なぜ助けなかったのかと・・・・。
莉世は心配そうなカリムを見るとにこっと笑って厩舎を離れた。
誰かに心の叫びを聞いて欲しかったがカリムには言えない。
莉世の左手の原因はこの場所だったから。
左手が動かない事を言えばカリムは自分を責めるだろう。
なぜ助けなかったのかと・・・・。
莉世は心配そうなカリムを見るとにこっと笑って厩舎を離れた。