砂漠の王と拾われ花嫁
身分が下のカリムは王の住居などへは間違いがあっても近寄ることができない。
自分が行けるのは・・・・。
頭に浮かんだのは兵士たちの休憩小屋だった。
そこに知り合いの兵士がいれば取り次いでもらえる。
休憩小屋からは笑い声が聞こえた。
平和な世の中だから兵士たちも緊迫した様子などないのだ。
ドアを強く叩くと中から兵士が出てきた。
「なんだ?馬番か」
「申し訳ございません アクバール様かカシミール様にお目通りしたく・・・」
カリムが出てきた兵士に頼む。
「わたしに何か用かい?」
その声は王の側近カシミールだった。
自分が行けるのは・・・・。
頭に浮かんだのは兵士たちの休憩小屋だった。
そこに知り合いの兵士がいれば取り次いでもらえる。
休憩小屋からは笑い声が聞こえた。
平和な世の中だから兵士たちも緊迫した様子などないのだ。
ドアを強く叩くと中から兵士が出てきた。
「なんだ?馬番か」
「申し訳ございません アクバール様かカシミール様にお目通りしたく・・・」
カリムが出てきた兵士に頼む。
「わたしに何か用かい?」
その声は王の側近カシミールだった。