砂漠の王と拾われ花嫁
執務室にはアクバールしかいなかった。



「カシミール、どうしたんだ?血相を変えて」


アクバールがのんびりした声で聞く。



「大変だ、姫様がシラユキで宮殿の外に出たらしい」



「なんだって!?」



アクバールの表情が変わる。



「カシミールは会議場へ行って殿下に知らせてくれ 俺は先に探しに出る」



3人は急いで行動に移した。



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